脊柱管狭窄症
このような悩みありませんか
✅長時間歩くと脚にしびれや痛みが出て歩けなくなり、少し休むと治まってまた歩けるようになるため、歩いたり休んだりすることを繰り返す。
✅立っていると下肢のしびれや痛みがひどくなる
✅前かがみになったり座ったりするとらくになる
✅後ろに反る体勢がつらい
✅腰痛はそれほど強くないが、下肢の痛みやしびれがつらい
症状の特徴
神経が通っている脊柱管と言われる骨のトンネルが狭く、神経がトンネルの中で、圧迫されたり、炎症を生じることで、神経痛が出現する病気です。
症状の特徴は歩くと痺れが辛いが休むと痺れが軽くなる間歇性跛行(かんけつせいはこう)です。また、背中を反るよりも前屈みになる方が痛み痺れが楽になったり、トイレが近くなる排尿障害が起きます。
背筋を伸ばして立っていたり歩いたりすると、ふとももや膝から下にしびれや痛みが出て歩きづらくなります。
原因
生まれつき脊柱管が狭い状態である場合があります。思春期に脊柱管も広くなるはずですが、一部の人では脊柱管が広がらず、狭窄が続くことがあります。このタイプの脊柱管狭窄症は、年齢的には30~40歳の人に多く見られます。
また、加齢によって椎間板が潰れ、背骨が不安定になることで脊柱管が狭くなる場合もあります。また、脊柱管内の靭帯が厚くなることも原因となります。このタイプの脊柱管狭窄症は、40歳以上の年齢層でよく見られ、特に60歳以上の高齢者に多くみられます。
脊柱管狭窄症を放置しておくと日常生活に支障が出てしまいます。そうなる前に一度専門家に相談し、適切な処置を行いましょう。